WatiNの使い方

WatiNについて

WatiNはオープンソースのフレームワークです。
Webアプリケーションの動作テストの自動化を目的として作成されたものですが、 自動操作目的でも使うことができます。
.NETのアプリケーション開発時に組み込むことで、ブラウザの操作プログラムを簡単に作成することができます。

入手方法

WatiNのサイトよりダウンロードしてください。
Zipファイルになっていますので、解凍し、使用する.NETバージョンのフォルダの中にあるファイル一式を使うことになります。

プログラムへの組み込み

入手した「WatiN」のファイル一式を任意のフォルダに格納し、プロジェクトの参照に追加します。
※C#の場合はMainメソッドにSTAThread属性(<STAThread()>)を追加する必要があります。

1.ソリューションエクスプローラーにて「全てのファイルを表示」をクリックします。
ソリューションエクスプローラーにて「全てのファイルを表示」をクリック

2.「参照設定」上で右クリック -> 参照の追加をクリックします。
「参照設定」上で右クリック -> 参照の追加をクリック

3.参照マネージャが立ち上がるので、「参照」ボタンを押下します。
参照マネージャが立ち上がるので、「参照」ボタンを押下する。

4.「\bin\net4.0\WatiN.Core.dll」」を選択します。「net4.0」の部分は、使用するFrameworkのバージョンのものを選択してください。

5.これで準備完了です。
プログラム内で「Watin」の機能を使うには、「Imports WatiN.Core」を記載してください。 以下は簡単なサンプルコードです。

Imports WatiN.Core

Public Class Form1

    'Googleのページを開き、「WatiN」を入力し、検索を行う。
    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
        Using browser As New IE("http://www.google.co.jp")
            browser.TextField(Find.ByName("q")).TypeText("WatiN")
            browser.Button(Find.ByName("btnG")).Click()
            MsgBox("完了")
        End Using
    End Sub
End Class