WebBrower(.NET) 応用テクニック
レンダリングモードをInternetExplorer11に変更する
WebBrowserコントロールは、InternetExplorer11がインストールされていてもInternetExplorer7の
レンダリングモードで動作しており、サイトを表示した際にレイアウトが崩れる場合があります。
試しにWebBrowserコントロール上でUserAgentの情報を表示すると、InternetExplorer7として表示されます。
InternetExplorer7より上のバージョンとして動作させるにはレジストリを変更する必要があります。
レジストリエディタを開き、
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_BROWSER_EMULATION
キーを開きます。「FeatureControl」や「FEATURE_BROWSER_EMULATION」のキーが存在しない場合は作成してください。
「FEATURE_BROWSER_EMULATION」キーの下に「DWORD(32ビット)値」を作成します。
値の名前は"実行するファイル名"にしてください。
例えば、VisualStudioで「WindowsFormsCS.exe」のファイル名でWebBrowserのアプリを作成していたら、 その名称で作成してください。
設定する値は「11000」または「11001」としてください。
これでWebBrowserでもInternetExplorer11として動作します。