WebView2アプリを配布する

配布対象のファイル

WebView2コントロールを使用したアプリをビルドすると、Release/Debugフォルダには
exeファイルの他にも自動で作成されるdllファイルがあります。これら含めて配布します。
以下のものが対象になります。
WebView2の配布対象ファイル

配布対象のファイル(.NET6)

.NET6で開発している場合、アプリが使用するファイルをexeにまとめることができ、 配布ファイルを「xxxx.exe」「WebView2Loader.dll」の2ファイルにできます。
こちらを参考に設定してください。

アプリを実行するパソコンにWebView2ランタイムをインストール

WebView2コントロールを使用したアプリを実行するには、実行するパソコンにWebView2ランタイムがインストールされている必要があります。
Windows11は標準でインストールされていますので特に対応は不要ですが、
Windows10以下はインストールが必要です。

ここから WebView2ランタイムの「Evergreen Bootstrapper」をインストールしましょう。
WebView2ランタイムの「Evergreen Bootstrapper」をインストール

WebView2ランタイムがインストールされていないパソコンでアプリを実行した場合

Windows10でWebView2ランタイムをインストールしていない状態で実行した場合、例外が発生します。
ユーザーに例外画面が見えてしますので、プログラムでEnsureCoreWebView2AsyncメソッドのところをTryCatchで囲んで、
ランタイムのインストールを促すメッセージを表示するのが良いです。